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大工仕事をしている知人が200万円の資金調達ができたワケ

大工の資金調達方法とは

東京オリンピックや大阪万博など、にわかに盛り上がりを見せているのが建築業界です。私の知人も建設業界で働いている1人、さらなる高みを目指して最近独立開業したえらい人です。最初はこっちが心配になるくらい右往左往していた彼も、今では立派な社会人。

資金難にあえいだこともあったようですが、無事に資金調達できてハッピー&ラッキーな毎日を送っています。大工仕事をしている彼が、どうして200万もの資金調達をおこなうことができたのか、今回は皆さんが不思議に思う数字のカラクリに迫りたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。

わきあがる、建築業界の開業ブーム

筆者はデザイン関係の仕事も担っているため、周囲にとび職・大工・左官工事などを請け負っている男性がたくさんいます。彼らが口々に話していることが「景気がいい」ということ。自民党政権になってから、あちこちでにわかな建設ラッシュ。大きな橋や道路・高速道路をつくる話がもちあがっています。

また東京オリンピックや大阪万博など思わず口笛を吹きたくなるようなハッピーな要素も入り込んでいるため、職人さんたちのテンションもおのずと上がっているとのこと。仕事が次から次へと面白いくらい舞い込んでくるため、暇だと思う瞬間が少ないのだそうです。

そんな建設業界の最近の流れをチェックしてみると「独立や開業を志す若者が増えている」ということを感じ取ることができます。大工の仕事をしている29歳の私の知人も、最近独立した職人さんの1人。昔かたぎの親方の元では給料が上がらないから、独立して少しでもリッチな生活を送りたい…とのことでした。

けれども世間的に見て20代後半で独立というのは…少し気が早すぎるような話。「開業資金はどうしたの?」「資金繰りには困らなかったの?」やや不安を感じた筆者は少しぶしつけかと思うような金銭的な事情も思いきって尋ねてみました。

建設業の独立、おさえておきたいのが「資金繰り」

大工として独立を始めた知人の男性。最初は無鉄砲で業界に飛び出したため、どうやって仕事を獲得していったらいいのか、お金をどう回していったら良いのか分からなかったそうです。

大工さんの仕事には、トンカチやのこぎり、電動工具などの様々な工具が必要になります。親方の元に付いているときはこれらの道具は無料で借りることができたものの、独立して裸一貫となった今ではすべて自分で取りそろえることが求められます。トンカチやネジなどは安いものは数千円で揃えられるものの、コンプレッサーや電動丸のこなどは安いものでも10万円以上する品。無一文で飛び出した彼は、高価な大工道具をすべて買いそろえることができず、ほとほと困ってしまったと言います。

彼のように「独立したはいいものの、建築業界の高い専門工具を買いそろえられない」声は実はよく聞く話。やる気はあっても環境を整えることができない、解決できないジレンマに追われてしまいます。

また大工さんのような建築の世界は初期投資にお金がかかるものの、工期がとても長いため「手元になかなか収入が入らない」悩みもあります。一軒の家を建てるにしても最低3カ月程度の期間がかかるため、発注先からの支払いが数か月後になることもしょっちゅうあるからです。大型スタジアムやビルの建築などに携わっていると、さらに数年単位の工事になることもあります。毎月一定の金額をもらえるサラリーマンと違い、不安定な収入になりやすいのが大工さんなど建設業の仕事なのです。

200万円の資金調達に成功、そのカラクリとは?

資金調達に困った彼は日本政策金融公庫を利用して、見事に200万円の融資をおこなってもらうことに成功しました。親戚に電気工事の会社を起業した叔父がいたため、客観的なアドバイスをもらいながら、資金計画書を作成してみたそうです。

成功のカギは、みっちりした事業計画書

また日本政策金融公庫に融資をお願いしに行くときに、彼が気合を入れて作成したのが事業計画書。「建設業界だから、こんなの書いてらんないよ」と最初はあまり乗り気ではなかったそうなのですが「建設業界だからこそ、なめられないようにシッカリ記載することが大事」と叔父に促され重たい腰を上げたそうです。

事業計画書に書いていったのは、ビジネスの具体的な内容について。大工の仕事といっても色々な仕事内容があるため、自分がどんな取引先から仕事をもらい、どのような工期の仕事をおこなう予定なのか、向こう3年の行動表をエクセルの表にまとめてみたそうです。

また現在消費者金融などから多額の借り入れがないこと、身内に事業計画について支援してくれる叔父がいること、大工としてどんなキャリアがあるのか…についても事細かに記載をおこなったそうです。事業計画書を丁寧に作成することによって今まで難色を示していた融資担当者の顔色が、明らかに良い方へ変わったと彼は嬉しそうに話してくれました。「やり方を少し変えるだけで、金って手に入るんですね」彼の喜んだ顔が今でも忘れられません。

※大工の仕事として開業した彼は、今では忙しい日々を送っています。わずかでも資金繰りに悩んだことがあれば、やはり専門の機関に相談してみることがオススメです。はじめの一歩が、良い結果を生み出してくれますよ。

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